イリュージョンショーのマジシャンなら「Tensho&Yua」
- ・イリュージョンマジックとは…
- イリュージョンマジックは、日本語に直訳して「幻想」を意味しますが、手品師・マジシャンの世界では、とりわけ大がかりな装置や道具を使って演じるマジック、または道具を「イリュージョン」と呼んでいます。
そして、イリュージョンマジックを専門にショーを演じるマジシャンを「イリュージョニスト」と呼びます。
イリュージョンマジックというジャンルは、トランプマジックやコインマジックなどとは異なり、人体を浮かせたり、人体を切断したり、瞬間移動をしたりと、人体そのものを使って体全体で演技をします。
一般的に知られているイリュージョニストとして、日本では「プリンセス・テンコー」さん、海外では「デビッド・カッパーフィールド」さんが有名です。
イリュージョンマジックを専門とするマジシャンは数多くいるマジシャンの中で全体の数%に満たない人数しかいません。
Tensho&Yuaは大阪で結成されたユニットですが、例えば2時間のショーをすべてイリュージョンマジックで対応できるマジシャンは、大阪はもとより関西全体を見渡してみても、我々Tensho&Yuaを含めて3組ほどしか存在しておりません。そして全国的に見ても10組前後だと思われます。
イリュージョンマジックの利点としては、第一に大勢のお客様を一度に対応できることが挙げられます。
小物を使ったマジックに比べて、イリュージョンマジックは体を道具に使い魔術を表現しますから、ステージに立った人の存在さえわかりさえすれば、何千人でも一度にお楽しみいただけるのです。
数少ないイリュージョンマジックのファンタスティックな世界を皆様にも、もっと知っていただければ幸いです。
- ・マジックとは…
- マジックは、日本語で手品、奇術、手妻などの言い方があります。
日常的に不可能と言われているような現象を、いとも簡単に演じるマジシャンの姿をみて、考えにふけったご経験は皆様でもお有りなのでは無いでしょうか。
マジックには必ずタネと仕掛けがあります。マジシャンたちは裏側ではそれを巧妙に隠し、表側で非日常の世界を創っています。
マジックの歴史は古く、古代エジプトのベニハサン村には、人が「カップと玉」という手品をしているところの壁画が残っており、紀元前2500年頃に描かれたとされています。
「カップと玉」というマジックは、「カップ&ボール」という名前で、現代でも数多くのマジシャンが演じています。
当時、マジックは呪術や占術、オカルトの道具として使われてきました。
そんな黒魔術的な演出が当たり前だった頃、1845年、ロベール・ウーダンというマジシャンが、シルクハットに燕尾服でマジックを演じ、好評を博しました。その革命的な演出はたちまち世界に広がり、マジシャンといえば燕尾服というイメージが作られました。
そして、近年ではマジックの規模は次第に大きくなり、オリエント急行の消失、自由の女神消失、万里の長城通り抜けなど、イリュージョンマジックが主流となっていきます。日本では寄席の色物に過ぎなかった奇術が、戦後スタイルを変え、演目を変え、近未来的な芸能として発展しました。