さて、前回の「マジシャン プロ・アマ論.1」では、
まず「プロとアマの間に自称プロというカテゴリがある」という話でした。
では実際、どんな人が自称プロに当てはまるのか?
という疑問がありますが、
こんな事例があります。
マジックだけで一応生活は出来ているが(今のところ)・・・
入り時間に遅れる、現場を飛ばす、客の悪口を他の客に言う、身なりが汚い。。。
なによりショーがおもしろくない。単純な練習不足が目に余る。
枚挙に暇がありません。
全部実際に居ます。
手品の上手い下手の問題ではなく、人としてどうなん?っていう話ですね。
多少強引ですが、私は一括して自称プロと断罪します。
前回、自分が好き好んで身を置いているマジック業界への責任を自覚しなければいけないとも述べました。
上記のような行動を取る自称プロのマジシャンがいたとして(まぁ全部実際にいるんですが)
次にまたマジシャンを呼びたいと思いますか?
同じ人を呼ぶか呼ばないかではありません、このクライアントは全然別のマジシャンだとしてももう呼びたくないはずです。
マジシャン全体のイメージが悪くなるわけです。
結局巡り巡って自分の首を締めていることになります。
マジックだけで生活をするのは、実はそう難しいことではありません。
まぁ生活レベルに文句を言わなければの話ですが…
マジック「だけ」で生活をするとか、アルバイトしながら並行してやっているとかは関係なく、
やはり仕事としてちゃんとしたほうがいいんじゃない?って話です。
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